chapter_l_0027
就職して三年目の秋、

ウラジオストックからロシア人の研修生が3人やってきた。

 一人はメガネを掛けた、

日本では絶滅したと思われるタイプのオタク。

 一人は大学をでたばっかりの韓国人とロシア人のハーフの女。

 そしてもう一人が、

26歳人妻子持ちのエリヴィラさん
 うちの会社は本社レベルでロシアの資源開発に関わっていて、

向こうの政府とも色々なコネクションやら利権やらがむずかしーく絡まりあっていて、

まあとにかくその3人はウラジオストック市から給料こっちもち、

研修費タダ、

というなんともODAなお客様だった

メガネの子は開発で、

ハーフの子はデザイン室で、

そしてエリヴィラさんは俺がいるシステム開発部門で、

それぞれ研修を始めた。

 総勢20人くらいの部署なのだが、

まあこのご時世、

仕事量>人数なのはどこも同じなわけで、

みんな忙しい忙しい。


 その上「残業禁止!」みたいな変な空気もあって、

なかなかエリヴィラさんの相手をできる人間がおらず、

結局新人でもなく偉くもない俺が、

仕事を抱えつつ先生役、

みたいなことになった
 これが別に苦にならなかったのは、

そりゃもちろんエリヴィラさんが美人、

それも「絶世」のといってもいいくらいの美人だったからだ。

 日本人が若いロシア人女性、

と聞いて思い浮かぶイメージ、

「金髪&白い肌&ナイスバディ」を兼ね備えて、

瞳は青、

おまけに研修態度は真面目という、

最高の研修生だった。

 シャツを異様に盛り上げてる胸や、

タイトスカートから覗くムチムチの太ももを見ないふりをしながら、

俺の人生で最高といってもいいほど、

親切に色々教えた。

 今振り返ると、

このときエリヴィラさんにいい格好をしたくて必死で勉強したことが、

後々仕事が上達した原因である気がするが、

それはまた別の話だ。

 
 一ヶ月もたたないうちに、

俺はエリヴィラさんと大分親しくなった。

ダンナや2歳の子供の写真も見せてもらった。

 エリヴィラさんの御主人は、

なんと海軍の工場で勤めていて、

そもそもこの研修も御主人が来るはずだったらしい。

 俺には難しいことはわからないが、

「海軍関係」というのがどうもまずかったらしく、

研修を受けることができなくなった。

 
 ただ、

辞退するのも勿体無いので奥さんであるエリヴィラさんに日本行きの枠を譲った、

とのことだった。

 国際情勢にまったくうとい俺だが、

日本でシステム研修を受けて、

日本語を少しでも使えるようになれば、

かなりキャリア的にはおいしいということだ。

 
 もらえるようになる給料も全然違うし、

第一今もらってる研修費とお給料だけでも滅茶苦茶たすかる、

というエリヴィラさんの話を聞いて、

大変だなあ、

と思いつつも、

ワンルームマンションに帰った後、

彼女のナイスバディで妄想にふける毎日が続いていた。

「土曜日日曜日に夫サンとコドモがキマス」
 と喜んでいたエリヴィラさんが、

ものすごーく暗い顔をしていたのは金曜日のことだった。

 珍しくミスを繰り返し、

ロシア語で画面に悪態をついたりしている。

 俺は心配になって、

お茶に誘って話を聞くと、

御主人が熱を出してしまい日本に来るのが一週間遅れることになったらしい。

「子供に会いたかったんですよね。

残念ですねー」
 と俺が言うと、

エリヴィラさんは怒ったように、

「子供にもアイタイけど、







セックスできないです!」
 と結構大きな声で言った。

俺はびっくりして周りを見回したが、

他に客がいないのでほっとした。

「せ・・・セックス、



ですか・・」
「ウラジオストックにいるとき、

毎日してました。

私もロジョン(御主人の名前らしい)も若いです。

毎日しても足りなかったです・・・。

もう1ヶ月もしてないのに」
 想像してなかったセリフを聞いて呆然としている俺を睨んで、

エリヴィラさんは、

「1ヶ月セックスの相手しない・・。

結婚相手失格。



思いませんか?」
 おれは非常に動揺しつつも、

それは、



あの、



ダンナさんも一緒なのでは、



ともおそるおそる反論すると
「チガイマス。

ロジョンがそれだけ我慢できるはずないです。

熱出したくらいでこないわけない。

絶対ほかでセックスしてます。

ウラジオストックにはそういう店たくさんあります!」
 と綺麗な眉をつりあげて怒ってらっしゃる。

 職場に戻っても、

エリヴィラさんのイライラは収まらないようだった。

 俺の頭の中には「欲求不満ってことだろ、





ということは、



でも外人だから何考えてるか分からないし。







 と混乱した考えがグルグル回っていたが、

結局考えがまとまらないまま退社時間になってしまった。

 俺はエリヴィラさんに思い切って、

「週末予定なくなって、

もし空いてたらドライブとかいきませんか?ダンナさんに怒られるかな?」
 と誘ってみると、

なんと軽くOKだった。

 さて次の日、

会社の人間の目を気にして(とにかくエリヴィラさんは地方都市では目立つので)県庁所在地の駅で待ち合わせ、

レンタカーで迎えに行った。

 職場の仲間3,4人で城やらに行ったことはあったが、

二人であうのはもちろん初めてなので、

俺は異常に緊張していたが、

エリヴィラさんはさすが年上&人妻、

いつもどおり明るく楽しい彼女に戻っていた。

 
 市街地を離れて、

紅葉や湖なぞ見にいったものの、

俺はエリヴィラさんの白いタートルネックのセーターを突き上げる胸や、

ジーパンに包まれた太ももや、

白い足首や、

やわらかそうな唇にばっかり目が行ってしまい、

とてもとても観光なんて出来る余裕はない。

 おまけにエリヴィラさんは妙に喜んでいて、

腕を組んだり腰に手をまわしたりしてくるので、

もう俺の頭の中と下半身はどうしようもないことになっていた。

 夕方までまって日暮れの紅葉を鑑賞、

隣の県まで走ったから大丈夫だとは思いつつ、

会社の人間に会わないかびくびくしながら、

前もって調べていたイタメシ屋で食事をして、

あとは2時間走って住んでいる町に帰るだけになった。

 ワインを飲んで、

白い肌に少し赤みが差してきたエリヴィラさんが、

「サトシ(俺の名前)、

ワカリマスヨネ?」といきなり助手席から左手を握ってきた。

「え?な?なに?」
 いきなり名前で呼ばれて(それまでは○○さん、

と名字だった)うろたえる俺。

「今日は楽しかったアリガトウゴザイマス。

でももっと楽しいこと出来ますよね」
 とすっかり上達した日本語で怖いことを言うエリヴィラさん。

 俺は乗ったばかりの高速を次のインターで降りて、

ラブホに突入した。

 部屋に入っても、

エリヴィラさんは珍しいらしく、

冷蔵庫やらプレステやら大人のトーイやら広いベッドやら天井の鏡(地方都市はおしゃれなラブホでもあったりするのよ、

怖い事に)のひとつひとつに声をあげて感心している。

 素人童貞26年目を迎えていた俺は、

ホテヘル意外にラブホに入ったのは始めて、

それも金髪ロシア人、

おまけに人妻子持ち、

という数奇な運命を思いながら、

緊張で口をカラカラにしながらベッドの端の方に座っていた。

 エリヴィラさんは横に座ると「エリヴィラのことは、

キライですか?」と顔を近づけて聞いてきた。

 俺は日本人相手には決してしない、

両手を大きく振るという動作をつけながら、

「大好き、

えーっと・・・。

ヤーリブリュー・・チヤー。





っていうのかな。

 と慌てて答えると、

エリヴィラさんはにっこり笑って、

「любимый мой」といってキスをし、

「シャワーイキマス」といってお風呂に入った。

「これ・・・ガラス?・・日本人スゴイデスネ」
 ガラス張り、

つまりベッドにいる俺から脱ぐところが丸見えになるホテルの部屋の構造に悲鳴を上げながら、

エリヴィラさんは、

セーターを脱いで、

水色のブラを脱いで、

ジーパンを脱いで、

パンツを脱いで、

シャワーを浴びていた。

 想像通り、

いやそれ以上にパーフェクトな胸、

色白の肌、

セミロングの金髪、

適度に肉の付いたウエスト、

結構大きいヒップに、

ムチムチの太もも・・
 俺はもう自分史上最高にぶったっていたが、

頭の中には「海軍・不倫・国際問題・謝罪・慰謝料・仕事・子供・・・・」とまとまりのつかない考えが渦巻いていた。

 しかし、

その考えもバスタオルを巻いて恥ずかしそうに出てきたエリヴィラさんを見てすべて天下統一る
「やりたい、



やれる・・」
 ぼ、





ぼくもシャワー・・といいかけると、

エリヴィラさんは俺を押しとどめて抱きつき、

「男の人・・ニオイ。



大事です・・」とささやいた。

 電気も消さないまま、

ベッドにエリヴィラさんを押し倒し、

あわててシャツを脱ぐ俺。

 バスタオルを剥ぎ取ると、

横になっても崩れない、

母乳で赤ちゃんを育てたとは思えないオパーイと、

まさに透き通るような白い肌。

 そして黒い綺麗に手入れされた脚の間のが俺の下に広がる。

 エリヴィラさんは、

会社では見たことのない強烈に色っぽい目をしながら、

俺の脚の間をジーパンの上からさすり始めた。

 逆上した俺がベルトをはずすのに苦労していると、

細くて長い指でベルトをはずし、

立ち膝になった俺からジーパンを脱がせ、

トランクスを下ろすエリヴィラさん。

 ヘソにひっつくほどの俺のを見て、

エリヴィラさんは小声のロシア語で何か言うと、

下になったまま左手で軽く俺のを握り「カタイデスネ」と笑った。

 それ以上動かされると暴発のおそれあり、

だったので、

とにかくエリヴィラさんの胸にしゃぶりつき、

太ももをさすり、

腰をもみ、

首筋にキスをしたが、









 いかんせん素人童貞。

 むやみに太ももを舐めたり胸に喰らい付いたり、

自分の欲望の発散の方法がさっぱりわからず手詰まり状態。

 エリヴィラさんも息があらくなっていたが、

さすがに何か気付いたらしく、

「サトシ、









ソノ・・・。

ヴァージンデスカ?」と単刀直入に聞いてきた。

 入れは「ニエット・・。

ヤ・・ニ・・ナーダ。





でも、



えっと、



アマチュアバージン、



違うな。





 動揺して何をしゃべっているか分からなくなったが、

ここは観念して、

「ダー」
と答えた。

 25で童貞、

国際的には許されることではないだろう、

ここまでか、

と思った俺だが、

やさしいエリヴィラさんは「キンチョウシマスネ」と笑って、

俺を押し倒す形で上に乗ってきた。

 やさしかったのか、

エリヴィラさんの体がもう辛抱たまらん状態だったのかはわからないが。

 上になったエリヴィラさんは俺の胸やおなかにキスをしながら、

俺のをゆっくり左手でしごく。

 何このホテヘル状態・・・。

ものすごく気持ちいいけど、

日本男児としてこれでいいのか?ジャパンマネー?
 天井の鏡には、

色黒の俺の体をまさぐる、

この世のものとも思えない白い肌と、

綺麗なブロンドのエリヴィラさん。

 エリヴィラさんの小さい顔が俺のに到達、

こっちを見て少し笑って、

柔らかそうな唇で先を咥えた、





やっぱり柔らかかった。

 ブロンドをかきあげながら、

ゆっくり俺のを咥えて、

頭を上下に動かして、

時々俺の顔を見て笑うエリヴィラさん。

 何コレ?外人って勝手なセックスするって週刊PBにかいてあったぞ、





ロシア人は違うの?俺の魅力?ジャパンマネー?
 いかん・・・このままでは口に暴発する・・・。

 俺はエリヴィラさんを止め、

強引に再び押し倒し、

記憶の片隅にある場所へいきなり突入しようとした。

 驚いたエリヴィラさんは、

俺に押さえつけられながら、

「コンドーム・・・ラテックス?、



」と訴えるような青い目だ。

 慌てて俺はリュックから昨日買った、

封も開けていない箱を取り出し、

ベッドに急いだ。

 エリヴィラさんは「ヨウイシテマスネ・・ナゼ?」と笑っていた。

 俺も笑ってごまかしながら、

つけようとするが、

さすが素人童貞、

自分がつけれるわけがないのでもたもたしてると、

またまた下から白くて細い指が俺のを包み、

しっかりと装着してくれた。

 その指に導かれて、

エリヴィラさんの中に・・・。

 今考えたら、

前戯もなく、

ゴムをかぶせてつっかまれたエリヴィラさんも大変だったのでは、

と思うのだが、

そのときは余裕もなく、

どんどん挿入した
 久しぶりのせいなのか、

俺がご主人より大きいのか(笑)にゅるっと入っていくときには俺の二の腕を掴んで、

小さく悲鳴を上げ、

綺麗な眉をひそめたエリヴィラさん。

 白い肌と揺れる胸、

俺の腰に絡みつく白い太もも、

俺の下で小さく声を上げ続ける青い瞳の綺麗な顔。

 経験値0の俺は、

再び逆上して、

始めっからハイペースで腰を動かす。

 力の加減もわからず手のひらに余る胸をわしづかみにしたり、

男の俺がうめき声を上げたり、

いきなりキスをしたり、

ご主人と「毎日」していたエリヴィラさんにはしごく迷惑なセックスだったかもしれない。

 それとも「溜まっていた」エリヴィラさんにはちょうど良かったのかも。

 1回戦は当然早打ち。

そのあと、

結局お泊りになり、

エリヴィラさんが上になったり、

俺が大きなお尻を抱えて後ろから攻めたり、

文字通りやりまくり、

チェックアウトは寝坊して昼の1時になったくらいだった。

 帰りの車、

心なしか肌がつやつやしてるエリヴィラさんを見ていると、

再び俺のジーパンを突き上げる衝動が・・。

 思い切ってまたホテルに、





と言うと、

困った顔で「Menstruation・・・」と英語かロシア語か一瞬分からない俺に、

みぶり手振りで説明してくれて、

やっと理解できた。

 がっかりした顔をみせない(つもりで)笑って「ジョークジョーク」というと、

エリヴィラさんはマンションに連れて行って欲しい、

という。

 正直会社の人間に見られてももういいや、

くらいエリヴィラさんの、

というよりはじめての素人女性の体にトチ狂っていた俺は、

自宅のワンルームにエリヴィラさんを入れた。

 二人で買い物をして、

食事を作り、

最後にエリヴィラさんは手と口で何回もやってくれた。

 さて、

25にして素人童貞を卒業。

 しかもその相手はブロンドのロシア人。

しかも子持ちの人妻、

という派手なデビューをした俺は、

情けないことに24時間エリヴィラさんの白いボディのことを考えるようになってしまった。

 
 週末にドライブに誘う時、

そしてラブホで関係してしまう前には、

「人妻だしやべーよ、

金目的かなこりゃ?、

会社にばらすとかいわれるんじゃないか?外人はよくわかんないからな、

1回やってうまく距離を置きゃいいか?」
 くらいのヒジョーに卑劣な考えも持っていた俺だが、

いざエリヴィラさんのナイスバディ&人妻テクを経験したあとは、

「ダンナと別れて俺と一緒になってくれんかな」
 と思うくらいになっていた。

まあ童貞がのぼせ上がってる状態になったわけだ。

 月曜日会社に行くと、

エリヴィラさんは何もなかったようにニコニコと挨拶、

最近俺以外に先生役をしている女子社員と笑いながら話していた。

 セミロングのブロンド、

青い目、

柔らかかった唇、

スーツの下でも隠せないオパーイ、

腰周り、

スリットから覗く太もも・・・。

 俺の脳内では、

エリヴィラさんの服が消えてなくなり、

おとついあれだけ味わったボディが裸のまま椅子に座り、

パソコンに向かっているように思えた
いかん・・・。

これは変態だ・・。

 25年間素人童貞だった最大の理由、

それは外見的要素よりもむしろ押しの弱いうじうじとした性格にあったと思われる。

 嫌われる前にこちらから無視、

相手を好きになればなるほどばれない様に無視そういうまったく意味のない自意識過剰がこんかいも発動、

俺はエリヴィラさんとの会話を超事務的に済ますことに決めた。

 目に入る情報として、

ナイスバディが脳に到達してしまうのは避けられなかったが・・。

 昼休み、

俺は先輩の食事の誘いを断り、

支社の隣の棟に向かい、

7階の身障者用トイレで自分を慰めた。

そうでもしないといきなり「ムネ!!!」とか「裸!!」とか叫びそうだったからだ。

 クールな俺の月・火・水・木が過ぎた。

 金曜日、

見事にクールを演じているつもりの俺が、

クールにエリヴィラさんと仕事をしていると、

彼女がメモ用紙に「きょういえにいってもOK?」 と書き、

ニコニコしながら俺にその紙を渡した。

 激しくうなずく俺。

あやしかったんじゃなかろうか・・。

「かいしゃおわって7時半くらいにいきます」
 彼女は再びメモを渡してくれた。

 俺のワンルームマンションにやってきたエリヴィラさんは、

ジーパンとトレーナーというカジュアルな格好だった。

 経験値0のクセに想像力に優れた俺は、

会社でのフォーマルな格好のまま・・などとグルグル妄想していたので少しだけがっかりした。

 エリヴィラさんは冷蔵庫を開けると、

「やっぱりノコッテマスネ」と先週二人で買った材料を取り出し、

簡単な料理を作ってくれた。

 シチだかチシだかいうキャベツのスープとパンだ。

 横に座って、

笑いながらテレビを見るエリヴィラさん
 俺の視線はもちろん、

アンクレットをつけた白い足首から、

ジーパンの太もも、

腰、

胸、

うなじ、

耳・ピアス、

唇・青い目・ともう嘗め回す嘗め回す。

(もちろん横目でちらちらとだ)
「エリヴィラさん・・寮って門限あるんですよね?その・・大丈夫?」
 早くしないとセックスできない・・といってるようなもんだなこりゃ
「きょうはナースチャにウソたのんでます。

大丈夫ですよ」
 ナースチャ?あ、

韓国の子ね。

「その・・・俺のところに行くって言いました?いや、

それで全然いいんですけど」
「だいじょうぶです。

トウキョウの友達にあいにいきますといいました。

ウソですね」
 エリヴィラさんはテレビを消して、

俺にしなだれかかってきた。

「ゆっくりできます。

きがえももってきたから日曜日までいていいですか?」
 来た・・・週末セックス天国with金髪ロシア人!!
 俺は逆上してキスをして、

そのまま床に押し倒した
「まってください・・あの・・・電話ツカッテモイイデスカ?」
 で・・電話・ダー、



ダー、



でもどこに?
「アリョー?」
 え、

ロシア語?、



 それから2時間、

おそらくご主人と子供とお母さん?とエリヴィラさんは話し続けた。

 時々俺の脚を触ったり、

顔を見てにっこり笑ったり・・。

 ま、

電話代大変だもんな、

俺別にそんなにつかわないし、

でも浮気相手?の家から御主人に掛けるってどうよ?大陸的?
 所在無い俺はタバコをベランダですったり、

音を消したテレビを見たり、

「ロシア語入門」を読んだりしてた。

「だすだびだーにゃ・・」エリヴィラさんが電話を切った。

 怒ってないよ俺は大きな男だからという雰囲気をかもし出してるつもりの俺。

ちょっと上目使いに俺を見ると、

言いなり「抱きついてキスをした後、

「シャワーつかいます」といってユニットバスにエリヴィラさんは消えていった。

 エリヴィラさんは電気をつけっぱなしでもまったく恥ずかしがらない。

 おかげで俺は、

セミダブルのベッドに彼女の白い体を組みふして、

じっくり眺めることが出来る。

 とりあえずオパーイにむしゃぶりつく、

この手に余る感触が・・・
 キスをしながら胸をもみ倒す、

太ももを触り倒す・・・。

 今日のテーマは、

そうクンニリング!もう素人童貞の俺とは違うんだ。

 俺はエリヴィラさんの脚の間に頭を入れて、

黒い茂みに口を突っ込んだ。

 覚悟していた匂いそれほどなかった。

「ニエット・・・・」軽く手で俺の顔を離そうとするエリヴィラさん、

でもやめないよ。

しかし・・
困った・・。

どこを舐めていいのかわからない。

 途方にくれて入り口周辺を舐める俺・・。

中途半端に小さく声を上げるが、

おそらくポイントをはずしているのだろう、

時々ちらちらと俺を見るエルヴィラさん。

 あせった俺は、

膝立ちになって思い切って言った
「え、



グジェー?、



その、



どこ?」
 エリヴィラさんは、

いきなり吹き出し、

何か言おうとしたが、

我慢できずに笑い転げだした。

 にやにや笑うしかない俺、

ようやく笑いをこらえると、

エリヴィラさんは俺にナイスバディで抱きつき、

早口のロシア語で話し始めた
 何を言っているか分からない。

 困った顔をしても日本語で話してくれないエリヴィラさん、

どうもおれにベッドの上で立て、

といっているみたいなので言う通りにする。

 きました。

仁王立ちフェラです。

 ちょとざらざらの舌と柔らかい唇で俺のを咥えたりしゃぶったりするエリヴィラさん。

 もう素人童貞じゃないから、

相手を愉しませてゴルゴのようなセクースを考えていた俺。

だが、

ああ、



きもちいい・・・。

 時々俺の目を見ながら、

いつもより低い声のロシア語で何かを言うエリヴィラさん。

 何言ってるんだろう?もしかしてすごーーくいやらしいことを言っているのか?
 エリヴィラさんの唾でてかてかになった俺のに、

ベッドサイドの引き出しからこの前使ったゴムを取りだし、

なんと口でかぶせていくエリヴィラさん。

「んん、







あひ・・・」
 あ、

俺の声ね。

かぶせ終わると、

ベッドにもたれて、

俺の方に脚をだらしなく開き、

怖いくらいに色っぽい目で俺に何かを言っているエリヴィラさん。

 口調も変わって、

声も低くなってる、

何か怒られているみたいだ。





あれか? ぶちこんで!とかいってるのかな?
 俺も結構盛り上がって、

エリヴィラさんの二の腕を掴んで、

腰を入れて一気にぶちこんだ。

 先週と違い、

低い声でうめき声をあげるエリヴィラさん、

俺は異常に興奮してどんどんピッチを上げる。

俺の腰を両足で締め上げて、

下から突き上げてくる。

 この前よりすごいよ、







 俺は良くわからないうめき声を上げながら、

どんどん腰を振った。

 日曜日の夕方まで、

俺とエリヴィラさんはやりっぱなしだった。

 俺がコンビニにご飯を買いに行ったり、

シャワーを浴びたりする以外は、

本当にやりっぱなしだった。

 始めて口の中に出したり、

しっかり舐めるポイントを教えてもらって69をしたり、

立ちバックもしたりオパーイではさんでもらったり、









 もう俺はエリヴィラさんと結婚するしかない、

と真剣に思った
 日曜日の夕方、

とりあえず今週最後のセックスとして、

初心に帰って正常位で乗っかって胸をしゃぶっている時、

彼女がいきなり
「おねがいしてもいいですか?」
 と言い出した。

 簡単にまとめると、

「来週金曜にダンナと子供がウラジオストックから来る。

寮だと子供の料理を思うように作ってあげられないし、

部屋が狭い。

かといってホテルに月曜日までいたらお金が高くつく」
 つまり、

俺の部屋を貸してくれないか、

ってこと?
 え?俺とセクース、



俺のをしゃぶったり、

バックでやられたり、

俺の上で腰を振って胸を揺らしてロシア語であえいだりしたこの部屋でご主人と子供?
 っていうかその間俺は?
 下から青い目でじーーとみつめる彼女にl、

おれはつい「ダー」と言ってしまった。



 木曜日の午後11時、

俺は自宅のワンルームマンションのベッドに、

大股を広げて座っていた。

 脚の間には、

後ろの大きく開いた黒のカシュクールのドレスから見える。

 真っ白な背中がゆっくり上下に動くのが見える。

もちろん俺の愛するロシアからの人妻研修生、

エルヴィラさんの背中だ。

 俺の勤務する支社では、

この不景気に業績が好調だとの理由と、

特許申請が二期連続支社間トップだったことを記念して、

本社から取締役が出張訪問、

市内のホテルでちょっとしたパーティーを開くことになった。

 この取締役は、

ここで昔支社長をつとめていて、

ロシアとの商売にもふかーくかかわっている人間だ。

 パーティーを開くにあたって、

エルヴィラさん他ロシア人研修生達が、

取締役のご機嫌をよろしくするために「準主賓」扱いになったのは当然かもしれない。

「フォーマルな格好をしてくるように」とのお触れで、

女子社員は結婚式のような格好でパーティーに参加させられた。

 衣装のレンタル費用は会社もち、

という、

なんといったらいいのか、

今の支社長の上昇志向が伺われる。

 まあ、

それはともかく、

パーティー会場で、

ひときわ目立ったのはもちろんエルヴィラさんだった。

 なんと自前らしい黒のドレス。

前は深いVネックが入り、

あの胸が嫌でも強調される。

 後ろはパックリあいて、

綺麗な背中が鑑賞できて、

もう眼福眼福。

 普通、

こんな格好は女子社員に引かれたりするものだと思うが、

エルヴィラさんみたいな金髪の外人はそういう対象にならないらしく、

「きれーい」「かっこいいー」などと彼女の周りには、

他の部所の女性も集まってきていた。

むしろ男のほうが遠巻きに、

「おいおい、

あれってシステムの研修生だろ?マジかよ」やら「会社で見たときからいいなーと思ってたけど、

あの格好エロすぎ」やら「ロシア語勉強して昼飯誘うことに決めました」など仲間で話すだけで、

2.3人の勇気ある奴を除いて遠巻きに眺めているだけだった。

 取締役もお気に入りらしく、

片言のロシア語で話しかけてはいたが、

そこは若くして出世した男、

理性を働かせて、

韓国イルカやホーキングとも区別することなく談笑していた。

 俺は支社でも下っ端の方なので、

滅多に会わない同期や、

普段あまり接することのない他部所の後輩と、

色々な雑用をしていた。

ただ、

「どうだ、

美人だろ。

俺はこの美人に口でしてもらったりバックでぶちこんだり、

胸ではさんでもらったりしてもらってるんだいいだろー」
 と心の中で優越感に満ち溢れながら、

楽しそうに話すエルヴィラさんには近づかずに、

ちらちら見ていた。

 そんな俺と目が会うと、

口元だけで笑ってくれるエルヴィラさん。

 パーティーは九時に終わったが、

みんな牽制しあってエルヴィラさんを二次会に誘う人間はいない。

 クールな人間が多い(まとまりがないとも言う)システムの人間は自然にばらけた。

 
 俺もタクシーを拾って、

何人かで市内まで戻ろうかとした時、

非通知の電話が携帯にかかってきた。

出てみるとエルヴィラさんだ。

 俺は他の人に、

忘れ物したからホテルに戻ってくる、

テキトーに帰ります、

と言い、

何人か勇気ある奴らの二次会の誘いを巻いたエルヴィラさんが待っている、

ホテルから少し離れたコンビニに急いだ。

  
「惚れられた?ちょっとやばい?」ニヤニヤしながら二人でタクシーに乗り、

俺のマンションに向かった。

 鼻息を荒くして部屋に入ろうとすると、

火曜日に納車されたばっかりの俺の中古車を見たい、

といい、

マンションの駐車場に行くとドライブしたいといい、

乗ってみると、

明日からの4日間に必要なものを買いに行きたい、

と言った。

 大量の高級和牛、

豚肉、

ステーキ肉、

気に入ったらしいポンジュース、

子供の服、

牛乳、

ミルク、

刺身、

じゃがいも、

サワークリーム、

トマトピューレ、

小麦粉、

イクラ、

ヨーグルト、

子供のぬいぐるみ・・・。

 少し離れた国道沿いのショピングモールで、

エリヴィラさんはものすごい量の買い物をした。

 払うそぶりはしたが、

それは俺もわかっている。

もちろん支払いはさせてもらった。

 俺の中で、

(金づる?、



)との疑惑が少しだけ浮かんだことが、

俺が先週の日曜日、

部屋を貸すことを同意してから浮かんでいた計画を実行しようと決意させた。

  
 子供のおみやげに買った大きなぬいぐるみをかかえつつ、

量販店で買えば大分安いデジタルビデオを買って、

再び俺のマンションに向かった。

 帰りの車中、

デジタルビデオは週末に使いたいけど、

ご主人とお子さんが帰るときにはお土産に持って行ってください、

と伝えると、

エルヴィラさんは、

スバシーボ、

アリガトウ、

と繰り返していた。

 食材を冷蔵庫に入れ、

寮まで送りますよというと、

エルヴィラさんは抱きついてきて、

「Спосибо!トテモヤサシイデスネ」というと、

店員さんのような口調で「シトビーハチーチェ?」
 とおどけた口調で俺に言った。

 何を隠そう、

俺のロシア語会話能力は驚異的に上昇している。

もしかして語学の天才かもしれない?理系に行ったのは間違いだったのかも?と思ったほどだ。

  
 俺はエルヴィラさんの小さくて彫りの深い顔、

パーティーのままの服装から覗く白く豊な胸、

耳のピアスを見ているとどんどん興奮してきて、

「Это、

プラーチェ・・。

・・ムネービーザー・・。

ええと・・。

そのまま・・きたまま・・イズイーク?、





 エルヴィラさんはじっと考えていたが、

やがてにっこり笑ってうなずき、

俺をベッドに座らせ、

脚の間に入って俺のスーツのベルトをはずし、

ズボンを下ろしてトランクスを下ろし、

飛び出してきた俺のものを優しく握ると、

舌を出して
「イズイークはコレ。

マチガエタ?・・・сьесть・・タベル・・」
 と言うと俺のに唇をかぶせて「イズイーク」を先の部分に擦り付けた。

 あうたびに気持ちよさが増すのは、

エリヴィラさんの俺への愛情が深まっているからか?それともテクを小出しにしているのか?
 俺が一番好きな、

「仕事のスーツ」ではないものの、

パーティー用にいつもより濃いメイクとドレス姿でのフェラは格段に興奮する。

  俺と二人で会ったときには、

いつも(といっても2回だけだが)カジュアルな格好だっただけに、

今日のエリヴィラさんは強烈に色っぽく見える。

 耳のピアスが揺れ、

時々俺を見上げながら、

ドレスの胸元を見せ付け、

長めの舌が俺の根本から先っぽまで舐めあげる。

  俺はうめきながら、

手を伸ばしてドレスの上から胸を思いっきりもむ。

エリヴィラさんは声を上げず、

綺麗に整えた眉をひそめる。

  明日から夫と子供と過ごす部屋なのに、

大丈夫かなこの人。





なんて理性的な思いも、

後半の新技の前に砕け散った。

  俺のを全部飲み込み、

舌を伸ばして俺の二つの球を舐めまわす。

この前まで素人童貞だった俺は気持ちよさにお尻を浮かせて
「っひ・・・ひょ・・」
と変な声を出すだけだ。

おまけにいつもよりエルヴィラさんのよだれが妙に多く、

口の中でのあたたかさ、

唇が括れの部分を通過するときの滑らかさが格段に違う。

 俺は5分ほどで限界を感じ、

肩を叩いて首を振り
「ザーコンチチ・・やめて・・・」とすすり上げると、

エリヴィラさんは舌を伸ばして俺の出口にあて、

よだれでびちゃびちゃになった俺のをゆっくり指でさすり上げた。

  吹き出した俺のが、

エリヴィラさんの赤い舌に当たりながら、

口の中や唇、

鼻に散らばるのが見えた。

一発目を舌で受けると、

そのまま唇をかぶせて飲み込んでくれた。

  そのままベッドに上がり、

ドレスを脱がせて、

下着を剥ぎ取り、

お口で装着後一気に上からおさえつけ挿入。

もう俺的にはおなじみになった、

入っていくときのエリヴィラさんの小さな悲鳴。

  
  1回目より2回目、

2回目より今日のほうが激しいエリヴィラさんの舌からの腰の突き上げに、

俺はペース配分も考えれず腰をふりまくり、

あえなく発射した。

  さらにこのたまらない体を貪ろうと思ったが、

俺には今日中にしなければいけないことがあった。

不思議そうな顔をするエリヴィラさんに、

部屋の掃除をしなければ、

ご主人と子供に悪い、

といって服を着て、

寮に送り返した。

悪いってねえ・・。

人の奥さんの体を食べまくって言えたことかって感じですけど。

 エルヴィラさんが帰ったあと、

俺はもちろん掃除もした。

エロ本やら飲みさしのペットボトルやら、

スピリッツやら、

捨てられるものは分別を無視して黒のゴミ袋にれ、



車に放り込んだ。

  そして、

買ったばかりのデジタルビデオを取り出し、

大学時代に「家電王」と自称した知識を総動員して、

計画を練った。

  何の?もちろん盗撮だ。

 エルヴィラさんのご主人がやってくる。

一ヶ月以上あっていないご主人だ。

 そもそも俺とエルヴィラさんがこういう関係になったのは、

彼女の欲求不満ではないか。

その後の俺との関係(といってもまだ2回だが)が、

俺の優しさに彼女の愛情が傾いたのか、

ジャパンマネーなのかはともかく、

彼女は俺の部屋でご主人とセックスをする。

 これは確実だろう。

これは見たい。

半分、

いやそれ以上好きになっている、

そう恋をしかかっている女性が他の男にやられるのを見たいのか・といわれれば見たいとしかいいようがない。

 何故かと聞かれればわからんとしか答えようがない。

 高校のとき、

片思いだった水泳部の同級生が、

俺の嫌いなラグビー部の奴と付き合っていると聞いた時、

悔しいと思う以上に心がざわざわしたのは、

まさにこの感情なのだろうか?
 一緒に買った小さなカメラ三脚とビデオをいろいろいじくりながら、

どこにセットすればバレずにうまく撮影できるか、

俺は地方国立大学工学部を首席で卒業しつつ、

院にいかずに就職したと言う極めて中途半端に優秀な脳を駆使して考えた。

 朝になっても思いつかず、

俺は会社に風邪を引いたとウソを付き会社を休んだ。

 エリヴィラさんは既に鍵を持っているので、

いつ来るか正確な時間は読めないが、

ご主人と子供が乗った飛行機が着くのが午後2時、

空港から俺の住む街まで、

バスを使って1時間。

つまりエリヴィラさん一家が家に来るまであと7時間弱・・。

 俺は高速を飛ばして、

ネットで調べた隣の県の電気店に向かった。

車で約2時間。

何が俺をここまで駆り立てるのか?
  お目当ての小型カメラは、

奇跡的にゲットできたので、

急いで高速を飛ばし、

カメラをベッドの脚側にある本棚にセッティング。

電波を飛ばすと即違法になるので、

買ったばかりのデジタルカメラに有線でつないでテープを回すことに。

  360分収録できるテープを入れ、

国道沿いの本屋で買った分厚い広辞苑の中身を抜き、

防音にハンドタオルを巻いて中にデジタルビデオをセット。

 午後3時半、

最長8時間、

つまり午後11時半までにエリヴィラさんとご主人がエッチな気分になることを祈って、

俺は家を出た。

向かう先は駅前のビジネスホテル。

  泊めてくれそうな会社の友人はいるにはいたが、

事情を話すわけにもいかず、

かといって上手なウソもつけそうにない。

  思い切って旅行でも、

と思ったが、

エルヴィラさんとご主人が一緒にいる街から離れる気がしない。

俺は中途半端に近い県庁所在地のホテルに泊まることにした。

ここからなら月曜日も楽に会社に行けるだろう。

 ビデオが撮影するのはまず今日が最初で最後のチャンス。

俺は久しぶりにエルヴィラさんの御主人が、

俺以上に彼女の体を貪り、

エルヴィラさんが俺のときより激しく声を上げる姿を想像して、

ホテルのアダルトビデオを鑑賞しながら自分で抜いて寝た。

 回収のチャンスは思いがけず早く巡ってきた。

土曜日、

俺がホテルでゴロゴロしながらテレビを見ていると、

俺の携帯に俺の家から掛かってきた。

エルヴィラさんだ。

  出ると、

事情を聞いたご主人がぜひお礼をしたいといっているが、

近くにいるか?とのことだった。

とひろが・・・・
 事情?バババババババレタ? ビデオが?それとも俺がエルヴィラさんの体を食いまくったことが?
 俺は、

写真で見た熊のようなご主人に絞め殺されるのか?それとも訴えられるのか?
北方領土が帰ってこなくなるかも?いや、

会社に訴えられたら・・・。

 あれほど家に連れ込んでおいて、

いざとなるとこれだけ動揺する情けない俺
 しかしエルヴィラさんの話し方は慌てた様子がない。

すると電話の向こうから何か声が聞こえ、

いきなり、

「アリガトウゴザイマス」
 という男の声が聞こえた。

「続いて「オアイシテオレイガイイタイノデス」との声も
 俺がおそるおそる車で家に帰ると、

エルヴィラさん一家はすっかり家でくつろいでいた。

 もともと日本に研修に行くはずだったのは御主人だったし、

決まってから3ヶ月ほど日本語を勉強したらしく、

ごくごく低いレベルだけど、

俺のロシア語と合わせて、

何とか意思の疎通は図れた。

  エルヴィラさんがどうやって説明したのかまったく分からないが、

あってみると以外に小柄で俺より背が低いくらいのご主人は、

本当に俺に感謝しているらしい。

  自分の奥さんが口を使って慰めたり、

後ろからつかれたり、

体の上で胸を揺らせて喘いだりした男にだよ。

このときは俺も少し申し訳なく思った。

  エルヴィラさんはまったくきにする様子もなく、

2歳のヴィカちゃんと遊んだり、

俺に紅茶を出したりしている。

まあもともと俺の家で、

俺の金で買った紅茶だが。

 さて、

一通りお礼も言われ、

殺される恐れがないことがわかると、

俺はテープとビデオを何とか回収したくなってきた。

しかしこの状況ではとても無理だ。

  長居するのも悪いし(俺の家だが)帰ろうとすると(俺の家なんだが)、

エルヴィラさんがすまなそうに、

「ジェーニャ運転日本ではできません。

ヴィカに湖見せたいけど」
と言い出した。

湖って、

二人で始めて遊びに行った、

隣の県の?
「車じゃないといけないですよね」
と言うと、

夫婦は黙って俺を見る。

え?そうなの?
 後部座席には、

金髪ナイスバディの美人妻と、

可愛らしい女の子、

そして優しいパパが座っている。

運転席には美人妻の会社の同僚、

その体を旦那に黙って頂いている
男が座っている。

助手席は空。

  しかしあれだよ、

俺はエルヴィラさんが、

咥えたり押し倒されたり後ろから突かれたり上に乗って腰を動かしたり胸で挟んだりした男ですよね?その俺に運転させて大丈夫?
 俺の方がどんどん心配になるのに、

彼女はまったく気にしていないように見える。

 高速代も動物園の入園料もアイス代も食事代も全部俺持ちだけどね。

湖でも動物園でも車で待っていたけどね。

 しかし俺は一瞬の隙をついてテープをゲットできたので、

かなりハッピーだった。

 一刻も早く中身を確認したい。

夕方に家まで送ると(ひつこいようだがもともと俺の家だ)、

俺は再生用に安いビデオを買い(いったいどれだけ出費してるんだろ)、

ホテルのテレビに繋いで再生した。

 確かに二人はエッチをしていた。

 カメラは予想以上に鮮明で、

ベッドの全景がしっかり写っていた。

残念ながら電気が消えていたので薄暗かったが、

真っ暗ではなかったので動きは確認できた。

 ただ、

2歳のヴィカちゃんが下で寝ているんだよね。

子供連れなんだよね。

 ベッドの上の二人が、

布団の中でもぞもぞ動くのは分かるし、

かすかに拾っているエルヴィラさんの喘ぎ声とご主人の声は確かに興奮した。

  でもヴィカちゃんがむづかると、

二人は動きをすぐ止め、

エルヴィラさんはパジャマを着てあやす。

  やはりなれない狭い場所だからだろう、

ヴィカちゃんは結構頻繁にむずかり、

結局久しぶりの夫婦のエッチは、

少なくても午後11時までは1回だけだった。

  11時には疲れたのか、

確認できないが1回満足したのかで、

ご主人は寝てしまったみたいだが。

 俺は欲求不満を解消できないエルヴィラさんが、

このままご主人が帰ったあとますます俺と愉しんでくれるに違いないと思い、

良くわからない満足感を得た。

 日曜日、

朝7時にまた俺の家から俺の携帯に電話が掛かってきた。

何?今度は何?
 隣の県にある古い町並みを見に行きたい。

今度はそういう理由だった。

おまけに今回、

俺の隣には何故かあのもう一人のロシア人研修生、

なごり雪のイルカに似た朝鮮人とロシア人とのハーフのナースチャが座っている。

なんで?エルヴィラさん、

そりゃないよ・・・。

  情緒ある町並みを見学して、

日本料理を食べて、

俺が支払いをして、

Wデートが終わった。

イルカは話してみるとかなりいい奴で、

日本語もかなり上手だし、

話題も豊富だった。

  エルヴィラさん親子がお土産を見ているときに、

「ごはんありがとう。

今度お昼ごはんおごらせて」
などと殊勝なことを言っていた。

 帰りの高速のドライブインで、

イルカが俺にコーヒーを奢ってくれ、

「よるのごはん、

どうします?」と聞いてきた。

 おいおい、

俺モテ期?と返事に困っていると、

ヴィカちゃんと一緒に入れて、

2時間いれるところ・・・どこかしってますか?
  と、

わけのわからないことを言う。

俺が怪訝な顔をしていると、

まだ聞いていないんですね?とイルカが説明してくれた。

 つまりこうだ。

最後の日、

2時間、

いや1時間だけでも子供を預かってくれないか?
○○さん(俺だな)は車を持っているし、

なんとかなると思う。

お願いします、

とご主人にお願いされたようだ。

エルヴィラは遠慮深い(?)からとてもこれからも一緒の会社で働くあなたたちに頼めない、

お願いします。

 本気のエッチが、

外人若夫婦の本気のセックスが今日俺の部屋で行われる。

俺はこれをなんとしてでも記録しなければ。

 エルヴィラさんの白い肢体がこの毛深くて腕の太い男に蹂躙される様子を見てみたい。

 俺は家に(ホントにひつこいけど俺の家)二人を送ると、

ご主人を呼んで、

男として大変恥ずかしいものをベッドの下に忘れてきている、

回収させてくれ、

私はあなたの妻やナースチャにばれたらハラキリをしたくなるほど恥ずかしい、

とこっそり言うと、

ご主人はにんまり笑って、

先に俺を入れてくれ、

少し待っていてくれた。

エルヴィラさんは少し不思議そうな顔をしていた。

  新しいテープを入れ、

収録時間を4時間にして画質を良くした、

あと、

録画をスタートさせ、

俺は部屋を出てきた。

ご主人に軽く会釈をしながら。

 不自然な二人きりの時間、

さすがにエルヴィラさんだって、

俺がどう思うかは想像つくだろう。

正直何を考えているんだろう。

俺は少し彼女に不信感を持った。

 俺とナースチャは気をつかって、

4時間後に戻る、

といい、

ヴィカちゃんを連れ県庁所在地のデパートに行き、

おもちゃ売り場を歩き、

さらに郊外のおもちゃ屋に行き、

ファミレスで時間を潰した。

 確実にセックスする男女がセックスし終わるのを待つ、

何の関係もない二人、

しかも 一方は外人、

しかもハーフでイルカ似、

と言うシチュエーションも中々不思議なものである。

  しかも男のほうは、

今まさにセックスをしている女性と肉体関係があり、

好きになっているわけだ。

いやはやなんとも。

  4時間を少しすぎて、

寝てしまったヴィカちゃんを連れ、

俺と韓国イルカはエルヴィラさん夫婦の家(いや。



以下略)に向かい、

ご主人に最後の別れをしてからイルカを寮に送り家に帰った。

 エルヴィラさんはどうしてかでてこなかった。

 月曜日、

エルヴィラさんはもちろん休みだが、

俺は出勤した。

仕事をしていても、

ビデオのことばかり気になった。

 家に帰ると、

俺は広辞苑のカバーを放り出し、

急いで再生した。

 画面が変わり、

エルヴィラさん夫婦が画面に入ってきた。

 ビデオの画面に二人が入ってきた。

エルヴィラさんはいきなりベッドに押し倒される。

 馬乗りになって、

何発も頬を張るご主人。

小声で悲鳴を上げるエルヴィラさん
何?どうしたの?
 ご主人は罵るように低い声で何かを言い、

エルヴィラさんは小声で言い返すが、

すぐに頬を張られ、

髪をつかまれる。

喧嘩?
 ご主人はどんどん服を脱ぎ、

エルヴィラさんのシャツのボタンを引きちぎり、

彼女を下着姿にする。

俺が何回も嘗め回したあの白い肌が画面に映る。

 不思議なもので、

生で見ているときより画面を通した時の方がいやらしく見える。

いかん、

くせになるかも・・。

 画面はどんどん意外な方向へ進んでいく。

どこから出したのかいつのまにか買ったのか、

ご主人はエルヴィラさんの両手両足をベッドの角々にくくりつけ、

大の字にした。

エルヴィラさんは、

上を向いて黙ったままだ。

 え・・SM?ロシアで毎日やっていたのはこれ?
 ご主人はズボンのベルトを次々とエルヴィラさんの体に打ちつけ始めた。

思いっきりだ。

 ビ・・・ビール瓶?あ、



エルヴィラさんのパンツが包丁(!!)で破られる・・。

電動バイブ?いつ買ったの?持ってきたの?ちょっと・・でかすぎないか?
 声が大きくなり首を振り「закончить!!」と叫び始めた。

 ご主人は、

タオルをエルヴィラさんの口に巻き、

バイブをゆっくり出し入れし始めた。

 右手でバイブ、

左手で時々ベルトを振り下ろす。

以外に器用だ。

というか、

何かクラシカルなSMだなあ・・。

俺は呆然としてそんなことを考えていた。

 ご主人がなにやら台所でガサゴソ音を立ててる。

しっかしこのビデオのマイクは優秀だなあ・・。

火を使ってるのが良くわかる
 と、

画面にご主人登場。

ほ・・・包丁?熱したの?エルヴィラさんはくぐもってた声で何かうめいてる。

両手両足をバタバタさせている。

なんかやばいぞこれ・。

 ご主人は笑いながら、

包丁を近づけたり遠ざけたり、

先を少し肌につけて悲鳴を上げさせたりしていた。

俺にはエルヴィラさんが喜んでいるのか嫌がっているのか分からなかった。

ご主人は包丁でブラを破いて、

胸を乱暴にこねくり回し、

膝立ちでエルヴィラさんの口に自分のを押し込んで、

金髪を掴んで顔を強引に動かした。

うめき声が聞こえる。

 大の字にしたまま上からのしかかり、

ひとしきり腰をふったあと、

ご主人はエルヴィラさんのお尻を蹴り、

四つんばいにさせ、

画面から消え、

自分のものにサラダオイルを・・・?サラダオイル?
 あ・・・違うところにいれてる・・・・。

エルヴィラさんはタオルを口に巻かれ、

くぐもった声でうめきっぱなし。

ガンガン腰を振るご主人・・・・。

 そうなのか・・。

俺には正直、

エルヴィラさんが喜んでいるようには見えなかったが、

何しろ毎日やっていたらしいし、

出来なくなって不満を漏らすほどなのだから、

きっと好きなのだろう。

俺、



そういう趣味ないよ・・。

 この前のパーティーがきっかけになったらしく、

エルヴィラさんは急にシステム開発から海外営業に研修場所が変更になった。

ロシアに帰国後、

うちと提携している会社への就職も視野に入れた異動のようだ。

 クリスマスもすぎ、

俺はあれ以来エルヴィラさんと二人きりで会うことは出来ず、

29日の仕事納めを迎えた。

俺はエルヴィラさんももちろん、

正月はロシアに帰ると思っていた。

 というか、

会社ももう少し早めに帰してあげたらいいのに、

と思っていた。

 俺が机の整理をしていると、

携帯が鳴った。

見た事がない番号だ。

出てみるとエルヴィラさんだった。

 会社の近くの喫茶店で待ち合わせをした。

正直、

会社の連中見られても、

もう怪しまれることなんてないだろう。

エルヴィラさんは色々な人とお茶に行ったり、

ご飯に行ったりするのをこの俺も見ている。

 少しさめた、

しかしやはり興奮しながらエルヴィラさんを待った。

髪をショートにしたエルヴィラさんは、

エッチな秘書のような雰囲気になっていた。

 俺は、

お正月はいつ帰るの?と聞くと、

彼女は帰らない、

といった。

 え?なんで?と聞くと、

エルヴィラさんは少し黙って、

ご主人と上手くいっていない、

と漏らした。

 性生活では趣向ピッタンコなのにね。

 いきなりエルヴィラさんは俺を責め始めた。

システムから離れたら冷たい。

電話もしてくれない。

旦那が来たから怒ったのか?俺には以外だった。

 目に涙をいっぱいに浮かべて、

忘れましたか?とまで言われた。

 俺は一気に落ちたよ。

もともと強がってただけだしね。

 俺は退社すると電話を掛け捲って旅館を探した。

年末のこの時期になって見つかるわけはないが、

必死で探した。

31、

1,2、

3と三泊四日でとれた。

 沖縄の離島だ。

 エルヴィラさんを誘うと、

彼女は非常に喜んだ。

どんどん物事は進む。

 ついて見ると意外に寒く、

彼女がせっかく持ってきた水着は使えそうになかった。

 何もないところだが、

さすがに俺たちのすむ所より格段に暖かく、

日差しも気持ちよかった。

 着いた夜、

俺は久しぶりにエルヴィラさんの体にありついた。

約1ヵ月半、

自分で慰め続けた俺は、

ベッドに座ってキスをしながら、

細い指でゆっくりしごかれるだけで、

不覚にも暴発してしまった。

エルヴィラさんは笑って。

そういうところがすきです、

といって深々と俺のものを咥え込んだ。

 SなんですかMなんですかはっきりしてください・・・。

 俺が自分でゴムをつけようとすると、

彼女は止めた。

あ、



そうか口でつけてくれるんだ・・と思うと、

彼女はおれのを握ったまま、

ゆっくり両手を俺の方に回して、

白い脚で俺の腰をひきよせ、

エルヴィラさんの入るところに誘導した。

 いや、

もう素人童貞じゃないし大丈夫です、



ア、



生?
 俺が一瞬動きを止めたが、

エルヴィラさんはぐっと俺の腰をはさんでひきよせ、

自然にそのままINした。

き・・・・きもちいい・・・・。

 俺は生で入れるのは正真正銘生まれて初めてだった。

 これは気持ちいい、

ゴムと全然違うじゃん。

俺の括れがあったかく包まれ、

エルヴィラさんの中もなにやら絡みつくヒダヒダが、



あ、





あ、







 下から激しく腰を動かすエルヴィラさん。

俺はすぐ限界に達して抜こうとした。

でも、

エルヴィラさんの両脚は俺の腰を捕まえてはなさない。

あ、



だめ。



もう・・・
俺はエルヴィラさんの中に発射した。

キスをしてくるエルヴィラさん・・。

 離島ででの3泊4日、

俺はエルヴィラさんの中に出し続けた。

ビキニを部屋で着たエルヴィラさんをそのまま押し倒し中出し。

 レンタカーで夕景を見て、

そのままカーセックスで中出し。

 もう全部中出し。

帰ってからも俺はエルヴィラさんに会えるときは必ず会い、

中に出し続けた。

 当然彼女は妊娠、

ご主人は激怒、

1ヶ月に渡る争いで、

会社が慰謝料を半分払うことにして、

監督責任を逃れた。

俺は当然退社だ。

 さて、

今俺とエルヴィラさんは結婚して東京にいる。

ヴィカちゃんも引き取り、

生まれたばかりの俺とエルヴィラさんの子供ももうすぐ歩けるようになる。

 彼女の母親が時々やってきて、

子供の世話をしてくれるので、

エルヴィラさんも働くことが出来る。

 そう、

彼女は海外営業の研修中、

東京でのコネをつくって、

ロシアとの専門商社に就職したのだ。

俺と結婚することで、

日本人として大きな顔でどこの会社でも勤めることが出来たのだ。

 俺はと言えば、

エルヴィラさんとの研修中必死で勉強したかいもあって、

やはりロシアとの貿易の会社に再就職することが出来た。

ロシア語もそこそこできるシステム担当は貴重らしい。

 とりあえず幸せなのかどうかわからないが、

俺にはあのベルトで打たれてうめいている姿が忘れられない。

今度一度SMホテルに行こうと思っている。

 あ、

もちろんセックスは毎日してるよ。

最近さすがに疲れては来たけど。